iPhoneアプリ『ぱらぱらぱらら』の韓国語版をリリースしました

新感覚パラパラマンガアプリ『ぱらぱらぱらら』の韓国語版をリリースしました。また、韓国語版のリリースを記念して、2月14日まで無料配信を行っています。この機会に是非ダウンロードしてみてください。

●『ぱらぱらぱらら』をApp Storeでダウンロード

iPhoneアプリ『あの日、あの場所』、バレンタインデーまで無料配信中

iPhoneGPS機能を使っていろんな場所にあるキーワードを集めながら、幼なじみふたりの物語を読み進めていくアンビエント・コミック『あの日、あの場所』が、バレンタインデーまで無料です。マンガは『いつも、どこかで』(文化庁第15回メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品、ダ・ヴィンチ 電子書籍アワード2012コミック・絵本部門ノミネート作品)の、木川田ともみさん。チョコレート代わりに甘くてほろ苦いラブストーリーをどうぞ。

●『あの日、あの場所』をApp Storeでダウンロード
●『いつも、どこかで』iOS版でをApp Storeでダウンロード
●『いつも、どこかで』Android版をGoogle Playでダウンロード

Kindle書籍『羽生生NEW偉人伝』を作って学んだこと

去年の年末、Kindle書籍『羽生生NEW偉人伝』をリリースしました。その際、いろいろと「思わぬこと」が起こって勉強になったので、反省の意味も込めてまとめておきます。

リンクが張れない

まず問題になったのは、『羽生生NEW偉人伝』の「はじめに」にも書いてありますが、Kindle書籍の場合、リンクが張れないということでした。今回はKindle Comic CreatorというAmazonが用意した「Kindle書籍がカンタンに作れるソフト」を使って作ったのですが、このソフトは各ページをHTMLとして修正することができるので、リンクは張れるとばかり思っていたのです。制作に入る前にテストとしてiPadKindleアプリでリンクが張れるかどうかを試したときにうまく行ってしまったのも、この誤解がそのままになる原因になりました。つまり、リンクが張れないというのは、Kindle Paperwhiteではリンクを設定しても動作しない、ということなのでした。『羽生生NEW偉人伝』では各偉人の解説からWikipediaへのリンク用のボタンを用意していて、連載を掲載している『さるやまハゲの助アプリ』では実際にWikipediaへリンクを張っているのですが、Kindle版では実現することができませんでした。レビューをしていただいたダ・ヴィンチ電子ナビさんでは、

Kindleの仕様上、ホンモノのWikipediaへのリンクは叶わなかった(冒頭にお詫びあり)らしいが、それすらネタに思える圧倒的な"まとまり感"。

と、好意的に取り上げていただいていますが、羽生生さんや読者の方には非常に申し訳ないことをしてしまいました。もくじページからもタップで各偉人のページに飛べるようにしようと思っていたのですが、それもできませんでした。

余白が勝手に削除される

次に問題になったのが「ページによってなぜか画像が拡大されて表示される」というものでした。しかもこの現象はKindle Comic Creatorに付属しているシミュレーターでは発生せず、実機に持っていくと初めて発生します。いろいろ試した結果、まわりが白の画像の場合、その白の部分が勝手に削除されて、その結果画像が拡大されて表示される、ということがわかりました。

試行錯誤の末、「四隅に薄いグレーの点を打つ」という、いかにもバッドノウハウな解決策を取りました。手作業でやるのは大変だったのでPerlMagickで作業、色は#e0e0e0であれば実機で「白として認識されない」ことがわかりました。あとで気付いたのですが、全部の画像についてこの処理を行ったせいで、フェルマーのように黒バックの絵の場合、Kindle Fire HDなどのページ余白が黒で表示される端末の場合四隅に白い点が表示されてしまっています。今後気を付けたいと思います。

目次メニューがちゃんと表示されない

ところでKindleには各ページへダイレクトにジャンプするための目次機能があります。文章の本なら章ごとにジャンプできるようにする感じですね。

Kindle Comic CreatorでKidle書籍を作成する場合、ソフトが自動的にtoc.ncxというXMLファイルを出力してくれます。そこでその中身を書き替えたわけですが、Kindle Paperwhite以外の端末で見ると目次メニューがちゃんと表示されませんでした。iPhoneiPadKindleアプリでは目次用のメニューは出るものの肝心の目次の中身が表示されず、AndroidKindleアプリではメニューすら表示されません。これについては解決方法がわからず、結局そのままリリースしてしまいました。ただ、実際にリリースしたあとにKindleストアで配布されているものを見てみると、Kindle Fire HDXではきちんと目次メニューが表示されていました。ですので、これは恐らくアプリ側の問題なんだと思います。

まとめ

というわけで、「リンクが張れない」、「余白が勝手に削除される」、「目次メニューがちゃんと表示されない」ということが今回学んだことでした。ちなみにAmazonへの登録から公開までは、およそ6時間でした。

文章の本を作る場合はまた違う苦労がありそうですが、今回学んだことを活かしてまたコンテンツを作っていきたいと思います。

電子書籍『羽生生NEW偉人伝』をリリースしました

羽生生NEW偉人伝

 スマホアプリ『さるやまハゲの助アプリ』に連載中の『羽生生NEW偉人伝』に描き下ろしを加えた電子書籍をリリースしました。 http://www.amazon.co.jp/dp/B00HHVDLU6

 『羽生生NEW偉人伝』は、誰もが知っている偉人を羽生生純氏ならではの特濃タッチで悪人顔に描く「ひとコマ漫画」集です。「歴史は苦手」という同氏がWikipediaで偉人を調査、勝手に妄想を巡らせ、総勢42名の偉人たちにいろいろなひとことを喋らせています。

【掲載偉人】

キュリー夫人シュレーディンガーフェルマー/ザビエル/マッカーサー/ジェファーソン/エルンスト・エンゲル/ヴィクトル・ユーゴー/スティーヴンソン/ナイチンゲールヘーゲルチャールズ・シュルツマザーテレサグルジェフ/バッハ/ミケランジェロカラヴァッジオウァレンティヌスクレオパトラシェイクスピアヴェルディ/カサノヴァ/ジャンヌ・ダルク(描き下ろし)/聖徳太子徳川家康松尾芭蕉小林一茶武田信玄野口英世高村光太郎坂口安吾太宰治江戸川乱歩隠元杉田玄白小野妹子坂本龍馬大久保利通岩倉具視西郷隆盛/ジョン万次郎/織田信長(描き下ろし)

羽生生純氏のコメント】

えーこの度「羽生生NEW偉人伝」をKindle用にフハッとまとめて……本……というかアプリ……というか……何ていうんでしょう、やってもらいました! まとめて見たらなんか圧がすごいです! あと描きおろしネタもあるのでよろしくお願いします!


●書籍タイトル:羽生生NEW偉人伝

●著者:羽生生純

●価格:299円

●書籍URL: http://www.amazon.co.jp/dp/B00HHVDLU6

iOS向けアプリ2本をリリース、10月末まで特別価格85円です

iPhoneiPadで楽しめるエンターテイメントアプリを2本リリースしました。2本とも、2012年10月末日までリリース記念価格85円でご提供中ですので、この機会にぜひ楽しんでください!



あの日、あの場所まずは1本目。ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2012のコミック・絵本部門にノミネートされた『いつも、どこかで』の木川田ともみさんと、デジタルコミック『あの日、あの場所』を製作しました。

今回も、単純にマンガを電子書籍化してはいません。マンガを読み進めるためには、GPS機能を使っていろんな場所にあるキーワードを集める必要があります。すべてのキーワードを集めると、隠しストーリーも読めますよ。スマホから少し目を離して、いまいる場所を見渡しながら、ゆったりと眺めてみてください。



●App Storeからダウンロード(2012年10月末日までリリース記念価格85円)

●リリース、スクリーンショット

●スケッチとイタズラ部屋(作者・木川田ともみさんのブログ)





ぱらぱらぱらら
2本目は、スマホの画面をタップして楽しむパラパラマンガ『ぱらぱらぱらら』。今年4月から配布中の『さるやまハゲの助アプリ』内の同名企画の作品に、描き下ろし9本を加えています。「これってどんなアプリなの?」と思った方は、こちらの動画をどうぞ。

◆タップアニメiOSアプリ『ぱらぱらぱらら』CM

あそぶ編:http://youtu.be/-3nGLBgR1Is / つくる編:http://youtu.be/8nfMflR3TyM

紙のパラパラマンガの感覚をあなたのスマホでも試してみてください。



●App Storeからダウンロード(2012年10月末日までリリース記念価格85円)

●リリース、スクリーンショット

●atari.blog(作者・おくやまゆかさんのブログ)

『さるやまハゲの助アプリ』を公開しました

さるプリ
あの『ペリーのお願い』や『アブナイ バレンタインデー』を生んだ『さるやまハゲの助アワー』が、iPhoneアプリになりました。

まずは無料の専用ビューワーアプリをダウンロード。昔の『さるやまハゲの助アワー』からのネタや、このアプリで初登場の新作マンガや動画を楽しむことができます。無料のコンテンツ以外にも、チケット制の有料コンテンツもあります。有料コンテンツ3ネタ分のチケットは、ビューワーに無料で付いてきますので、ぜひお試しください。

ユーザー投稿で成り立つネタ、TwitterFacebookと連動した機能、遊べば遊ぶほどバッジが集まるシステムなど、ちょっとスマートフォンっぽいしくみもアレコレあります。

★豪華連載作家陣(これから増えるかも!?)
しりあがり寿『10年前の地球防衛家の人々』 / 宮崎吐夢『吐夢のチンマン問答歌』 / 羽生生純『羽生生NEW偉人伝』 / ヴィン★セント『さるだもの』 / 平川雄一『わたしの青空』 / のぐお『ネンディのぐおの1分ねんど教室』 / 鳥羽ジャングル『ファンシーmuzik』 / サイモンガー『ファンクで覚えるキーワード』 / おくやまゆか『ぱらぱらぱらら』 / Pi-『Johnny』 / 有限会社プラスワンデジタル『ふつうのしりとり』『どうでもいいクイズ』 / さるハゲ制作部『暴虐大帝えのしま』『みんながうた』

★お問い合わせについて
アプリに関するご意見・ご要望は、アプリ内の「その他」→「投稿・おたより」→「お問い合わせ」よりお願いいたします。

●App Storeからダウンロード
●さるやまハゲの助アプリ 公式サイト

雑誌『ケトル VOL.5』にて『いつも、どこかで』を紹介して頂きました

本日2月15日発売の雑誌『ケトル VOL.05』(太田出版)にて、米光一成さんに『いつも、どこかで』を紹介していただきました。

紙媒体のマンガをそのままアプリにしたものではないという、制作する上で弊社がこだわった点について、とても丁寧にレビューしていただいています。ありがとうございました!

●ケトル(太田出版)